みなさんこんにちは。
今回のお仕事は「井戸ポンプのお取替」です。
深井戸タイプのもので、水中にある「ジェット」と呼ばれる部品が故障し、ポンプ本体も老朽化が著しいということで、お取り替えのご要望でした。
ジェットという部品は吸い上げた水が逆戻りしないような仕組みになっていますが、故障すると井戸ポンプが回りっぱなしになったりします。
電気代も無駄になりますし、ポンプ負荷がかかります。
深井戸ということでしたので、お庭のどこかにボーリング地点があるのかと探してみたものの見当たらず、現在は使われていないと思われる浅井戸に見えたコンクリートのフタを開けてみたところ、中にボーリング地点がありました。
ボーリングキャップを撤去し、中のパイプを引き抜きます。今回は約20mの深さまで入っていました。
塩ビ管の長さ4mごとに出しては切り、出しては切りを繰り返します。
先端のジェットは故障しているのですが、水が落ちる速度が遅いようで、パイプを切るたびに水が噴き出してきました。
雨具を着用して作業すべきでした。と毎回思います。
新しいジェットを取り付け、抜いたパイプと同じ長さだけパイプを入れます。
ボーリングキャップを取り付けて、ボーリング側は完了です。
井戸ポンプを設置し、配管します。
地上に出ている配管はすべて保温材を巻いておきます。
本来はビニールテープで補強しますが、エアコンの配管に巻くテープが耐候性にすぐれているので流用しています。
今回の井戸ポンプも長いことご愛用していただけるように祈ります。
N様、ありがとうございました。