石油給湯器の中でも、最近よく売れております長府製作所の「エコフィール」について、少し説明してみます。
一般的な石油給湯器の仕組みは、給湯器に入ってきた水を熱交換器を介して石油バーナーで加熱されます。
その際、約1500℃の熱で水をお湯へと変えるわけですが、その排気熱は約200℃に達します。 (運転中の石油給湯器の排気筒などには絶対に手を触れないようにしましょう。)
その排気熱に着目、そして利用したのがエコフィールです。
給湯器に入ってきた水を、まず補助熱交換機に通し、排気熱を利用することで、メインの熱交換機に入る水の温度を上げることができます。
また、排気熱は約60℃(※)まで下げることに成功しました。 (※外気温度等の条件により異なります)
これにより、約83%だった熱効率は約95%に大幅アップ。
実に高効率な石油給湯器だと思います。
長府製作所のラインナップでは、EHKF、EHK、EHIF、EHIなどの「EH」から始まる型番のものがエコフィールシリーズとなりますので、お間違えのないよう願います。
長府製作所の公式サイトにもエコフィールについての説明があります。 図入りで親切な説明がありますので、よろしければどうぞ。
http://www.chofu.co.jp/ecofeel/sikumi/index.html