1995年に当店にてお取付させていただいた石油ボイラーですが、内部で水漏れを起こした模様です。
2012年の今日まで、実に17年間も働いたボイラーということになります。
一般的に10~12年でお取替えとなることが多い石油ボイラーですが、まれに見る長持ちですね。
スチール製のオイルタンクも長きにわたって活躍しただけあって、年季の入った佇まいです。
お使いのボイラーも今回お選びいただいたボイラーも「給湯専用」ですので、工事内容はいたってシンプルです。
給水配管と給湯配管を新しいボイラーに接続するだけですね。
とはいえ、給水給湯ともに銅配管ですので、一旦切断して溶接する必要があります。
ボイラーによって、給水給湯の接続場所は異なりますので、図面および実物を見ながら切断するにあたってベストな位置を考えます。
メンテナンスや取り外しのことを考慮し、最近では銅配管できっちりと溶接することはせずに、ステンレスのフレキ管を多用することが多いです。
配管部材としては高価なステンレスですが、腐食に強くて凍結によって割れることも少ないので、安心してお使いいただくためにもステンレス管を使います。
今回お選びいただいたのは、低燃費で大好評のエコフィールシリーズ EHIF-4750DSです。
オイルタンクも新品の角型にお取替えいただきました。
今回のボイラーも長くご愛用いただけますようお願いいたします。
F様、ありがとうございました。